説明会の空気が変わる。共感と熱狂を生み出す、超・惹きつけプレゼン術
開催日:2026.09.18
開催場所:姫路商工会議所
Seminar
主催
播磨経営者協会/兵庫県中播磨県民センター

プレゼンはプレゼントではない。詳しく説明すればするほど、学生の心は離れる。テンプレートを使った時点で、大手の土俵の負け戦。誰も見てないスライド。
こんにちは。
求人広告を見ることと、採用のSNSアカウントを追っかけることが趣味の
人事の扉株式会社の桜井透です。
シルバーウィークの予定も、この趣味を堪能しようと思います。
さて、2026年9月18日「採用ブランディング超入門―説明会プレゼンテーション」をテーマに、合同企業説明会で学生の興味を引き、インターンシップや会社説明会への参加につなげる実践セミナーを開催しました。
■ 合説のゴールは「会社を理解してもらうこと」ではない
多くの企業は、限られた時間の中で会社概要、仕事内容、福利厚生、選考情報まで詳しく伝えようとします。しかし、初めてその企業を知った学生に必要なのは、すべての情報ではありません。
目指すのは、「なんか面白そう」「他の会社とは少し違う」「もう少し知りたい」という状態をつくること。合説は、「会社を説明する場」ではなく、「無関心を興味に変える場」として設計することが重要です。
■ 「仕事内容」ではなく「仕事の先にある価値」を伝える
学生の心を動かすには、仕事内容をそのまま説明するだけでは十分ではありません。たとえば製造職なら、「金属を削って精密部品をつくる仕事」で終わらせず、「表には見えない小さな部品で、車や機械が当たり前に動く毎日を支える仕事」と伝える。
飲食、製造、介護、施工管理などを例に、「その仕事は誰の笑顔につながっているのか?」という視点で、自社の仕事を学生に届く価値へ翻訳する方法を紹介しました。知名度の高くない企業でも、仕事の意味や社会とのつながりを言語化することで、学生の印象は大きく変わります。
■ プレゼンの目的は「伝えること」ではなく「行動してもらうこと」
興味を持ってもらっても、その後の行動につながらなければ採用成果には結びつきません。そこで重要なのが、プレゼン終了後の行動まで設計することです。
● インターンの内容や1日の流れを具体的に見せる
● 参加して得られること・過去参加者の様子を伝える
● 選考スケジュールを明確にする
● その場で予約・エントリーにつなげる
■ PowerPointも「1スライド1メッセージ」で伝わりやすく
後半では、採用担当者がすぐ実践できる資料づくりも解説しました。「1スライド1メッセージ」を基本に、文字を詰め込みすぎない、重要部分に強弱をつける、写真や数字を効果的に使う、配布資料とプレゼン資料を分けるなど、少しの工夫で伝わり方を変えるポイントを紹介。
実際にプレゼンを見直した企業では、
インターン参加率が8.7%から50%、5.2%から64%へ改善した事例も取り上げました。
■ 知名度や採用予算に頼らない、中小企業の採用戦略
採用市場が厳しくなるほど重要になるのは、会社の規模や知名度ではなく、「自社ならではの魅力を発見し、学生に届く言葉と見せ方に変える力」です。