人見知りのためのコミュ力UP大作戦
開催日:2026.10.17
主催
地方銀行
話し上手になろうと頑張る前に、相手が話したくなる聞き方を。相談、相槌、自己開示を通じて、人見知りでも自分らしく人とつながる方法をお伝えしました。
▶セミナー概要
先輩や教授に相談する「アドバイス・シーキング」で、会話のきっかけをつくる
相手の名前を呼び、こちらから少し自己開示して、話しやすい関係を育てる
笑顔と相槌で、相手が安心して話せる聞き方を身につける
日程調整や頼み事の言い換えから、人間関係を良好にする7つの技術を学ぶ
自分の苦手を言葉にするワークを通じて、飾りすぎない自己紹介を考える
▶セミナーでお伝えしたこと
2026年10月17日、地方銀行主催の学生向け講座で、学生の皆さんに「人見知りのためのコミュ力UP大作戦」をお伝えしました。学校やアルバイト先、就職活動の場面で使える、身近なコミュニケーションがテーマです。
人と話すのが苦手だと、「何か面白いことを言わなければ」と考えてしまうことがあります。でも、会話のたびに面白い話を用意するのは、なかなか大変です。今回、私が扱ったのは、相談の仕方や相槌、ちょっとした言葉の選び方。話題をたくさん持っていなくても始められることを、一つずつ取り上げました。
最初のテーマは、相手にアドバイスを求める「アドバイス・シーキング」です。先輩や教授、アルバイト先の社員さんとの会話で、分からないことを相談する。教えてもらうことを、関係をつくるきっかけとして考えました。相手の名前を呼ぶことや、自分のことを少し話す「自己開示」も、今回の講座でお伝えしたポイントです。
自己開示のパートでは、自分の苦手なことを短い言葉にしてみるワークを取り入れました。資料には、方向音痴や心配性などを題材にした自虐ネタの例を用意しています。誰かを笑いものにするのではなく、自分のちょっとした不器用さを言葉にする。立派に見せようと力が入りがちな自己紹介にも、違う入口をつくれます。
続いて、初対面での表情や相槌を扱いました。相手の反応を待つばかりでは、最初の一言が出にくくなることもあります。まず自分から笑顔を向ける。相手の話に「そうなん!?」「知らんかった!」と反応する。何を話すかと同じくらい、相手の話をどう受け止めるかにも目を向けました。
後半は、「人間関係を良好にする7つの技術」です。相手のメリット、嫌なことの回避、選択肢、承認欲求、あなた限定、仲間化、先に感謝。それぞれを、日常の頼み事や誘い方の例で考えました。
たとえば、日程を聞くときの「ご都合の良い日程はございますか?」を、候補を二つ示した聞き方に変えてみる。議事録をお願いするときには、相手のタイピングの速さに触れてから頼む。同じお願いでも、相手が答えやすい形や、力を借りたい理由を言葉にすることで、伝え方は変えられます。
旅行の準備を頼む例では、自分が担当することも伝えたうえで、相手に協力をお願いする言い方を取り上げました。相手に全部を任せる言葉と、一緒に進める言葉。こうして具体的な場面を比べると、自分の普段の言い方も振り返りやすくなります。
コミュニケーションの練習は、次に誰かと話す場面から始められます。名前を呼ぶ、相談してみる、相槌を一つ増やす。今回の内容から、自分にできそうなことを一つ選んで使ってもらえたらうれしいです。人見知りの学生が、自分らしく人とつながるための小さな手がかりを持ち帰れる講座を、これからも届けていきます。
人事の扉株式会社では、学生向け講座や企業・団体向けのコミュニケーション研修を実施しています。受講者の身近な場面を題材に、考えて、言葉にして、日常で試せる内容をご提案します。

