採用動画、公開前に本人へ。
採用SNS
Column
2026.10.28

社員と協力して作る採用動画。撮影が終わって安心する前に、編集後の一言を確かめます。字幕で変わる伝わり方と、本人が修正を伝えやすい確認の工夫。
こんにちは。スタバではなく、コメダがサードプレイスの人事の扉株式会社の桜井透です。
例えば、採用担当者が会議室で社員インタビューを撮影し、翌日、机で短い動画に編集する場面です。言いよどみを削り、字幕を付け、明るい音楽を重ねると、投稿できそうな一本が出来上がります。
ここで、出演した本人にも完成版を見てもらいます。撮影時には納得して話した内容でも、前後を切った動画では違う意味に伝わることがあるためです。確認する対象は、撮った映像そのものではなく、求職者の目に届く形です。
説明用の例ですが、先輩に相談できる職場を紹介する発言から、忙しい時間帯は声をかけるタイミングを見ている、という部分だけを残すと、相談しにくい職場の話にも見えます。短くする作業は、受け取られ方を変える作業でもあります。
本人へ送るときは、動画だけでなく、投稿文と表紙に使う一場面もそろえます。どのSNSへ、いつ掲載する予定かも添えます。動画では丁寧に説明していても、表紙の強い一言だけが先に目に入る場合があるからです。
確認依頼は、漠然と感想を求める形にしません。話した意味が変わっていないか、名前や担当業務に誤りがないか、出さないでほしい部分がないか。本人が見る場所を絞って伝えると、採用担当者との間で確認の目的を共有できます。
また、上司を含む大人数の会議でその場の返事を求めるより、本人が落ち着いて見られる時間と、個別に返せる窓口を用意します。撮影への協力を、完成版への了承とひとまとめにしない運用です。
修正が届いたら、どの場面の何を変えたかを添えて、変更後の版をもう一度渡します。返信がないまま締切になっても、確認済みにはしません。投稿予定を動かす判断も、担当者一人で抱えず、あらかじめ社内で決めておきます。
次の撮影からは、投稿予定表に本人確認の欄を一つ加えてください。確認する人、送る日、返答期限、確認済みの動画を残します。画面の向こうの求職者へ職場を伝える前に、画面に映る社員と内容をそろえる。その一手間までが、採用動画づくりです。
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