採用SNS、応募先まで迷わせない。
Column
採用SNS
2026.10.26

採用動画は見られているのに、応募が来ない。そんなとき、動画の中身より先に確認してほしい場所があります。スマホですぐ確かめられる見落としとは。
こんにちは。着なくなった服を売ろうとメルカリで相場を調べ、出品する前に別の服を買っている人事の扉株式会社の桜井透です。
たとえば、採用担当者が事務所の机で投稿管理画面を開き、再生数と「いいね」を確認する場面。数字が伸びれば、次は何を撮るかという会議になります。しかし、応募する人が見る画面を一度も確かめていないかもしれません。
応募者は動画に興味を持ち、アカウント名をタップ。プロフィールを読み、求人を探し、応募先へ進みます。途中で「募集職種が分からない」「求人へのリンクがない」「ページがスマホで読みにくい」となれば、動画の中身とは別の理由で止まります。
そこで、普段使うスマホで自社アカウントを開いてみてください。どの職種に応募できるのか。勤務地や勤務時間はどこか。応募ボタンまで何回タップするのか。会社を知らない人の目で確かめます。
採用担当者はサイトを見慣れ、探す場所を覚えています。できれば採用業務と関係のない社員に、説明なしで募集要項を探してもらいます。横で「どこで迷ったか」「何の言葉が分からなかったか」を記録すると、直す順番が見えてきます。
特に確認するのは、プロフィールのリンク先です。たとえば、募集終了の求人が先に出る。会社案内は開けても求人票に届かない。動画と採用ページの担当者が異なれば、案内が食い違うこともあります。投稿を増やす前に、ここを点検します。
「詳しくはプロフィールへ」と案内するなら、その先に応募できる職種と給与、休日、勤務地、応募方法を整理します。短い動画ですべてを説明する必要はありません。次に見る場所が分かることが大切です。
そのうえで、投稿ごとに「誰の、どの疑問に答える動画か」を決めます。たとえば工場なら、動く機械の迫力だけでなく、担当者が何を見て、どんな判断をするのかを映す。興味を持った人が、その職種の募集要項へ進める状態まで整えます。
再生数を増やす工夫は大切です。ただ、見た人が応募先へ進めるかは別の確認です。次の撮影会議の前に、スマホで自社の応募者になってみる。改善の入口は案外身近にあります。
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