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採用SNSは、質問から企画する。

採用SNSは、質問から企画する。

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2026.10.14

採用SNSは、質問から企画する。

採用SNSの企画は、会社が言いたいことから始めると行き詰まります。応募者が知りたい質問を集めれば、伝わるテーマが自然に見えてきます。


こんにちは。「結論から話そう」と指導していた部下を飲みに誘って「無理です。予定があるので」と結論から言われて傷ついた人事の扉株式会社の桜井透です。

採用SNSの企画会議で、「何を投稿すればいいでしょうか」と相談されることがあります。そこで会社の魅力を全部並べようとすると、福利厚生、研修制度、社風、社員紹介と、言いたいことが増えるばかりです。情報は多いのに、一本の投稿としては輪郭がぼやけてしまいます。

企画に迷ったときは、会社が言いたいことではなく、応募者が聞きたいことから始める。私はこれが、採用SNSを続けるうえで一番実務的な方法だと思っています。説明会や面接でよく聞かれる質問、求人票だけでは伝わりにくいこと、入社した社員が応募前に不安だったこと。そこには、投稿テーマの種がすでにあります。

まずは質問を、「仕事」「人」「一日の流れ」「成長」「働き方」のように分けてメモしてみてください。立派な企画書は必要ありません。一つの質問に対して、一人の社員が自分の言葉で答える。それだけで、応募者が自分に関係のある話として受け取りやすいコンテンツになります。

応募者の質問をもとに縦型スマートフォンで採用ショート動画を企画する職場のイメージ写真

ショート動画なら、冒頭に質問をそのまま置くのも有効です。「未経験でも本当に大丈夫ですか」「忙しい日はどんな一日ですか」と問いかけ、社員が具体的な場面を一つだけ話す。スマートフォンは縦向きに構え、画面の中でも話題を一つに絞ると、短い時間でも言葉が届きやすくなります。

ここで大切なのは、きれいな答えを用意しすぎないことです。質問の裏には、応募者の不安があります。その不安を消そうとして良い面だけを話すより、「大変な日はある。でも、こう支え合っている」と答えるほうが、会社の実像は伝わります。採用SNSは、不安を隠す場所ではなく、判断材料を増やす場所です。

一つの質問に、一つの投稿で答える。投稿後に新しい質問が届いたら、次の企画にする。この循環ができると、ネタ切れを防ぐだけでなく、発信そのものが応募者との対話になります。企画は会議室だけで考えず、候補者の声からつくる。その積み重ねが、見てもらえる採用SNSを育てます。


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