採用SNSは、失敗談で信頼をつくる。
採用SNS
Column
2026.10.6

成功談だけを並べた採用SNSは、かえって距離を生みます。失敗と立て直し方まで話すことで、会社の誠実さと働く人の強さがはっきりと見えてきます。
こんにちは。オンライン会議で五分間熱弁したあと、ずっとミュートだったと知った人事の扉株式会社の桜井透です。
成功談だけでなく、失敗後の立て直しを伝える
採用SNSでは、成功した社員、明るい職場、うまくいった仕事を見せたくなります。もちろん魅力を伝えることは大切です。ただ、良い話だけが続くと、応募者は「本当かな」と身構えます。働けば失敗も迷いもあります。それを隠さず、どう立て直したかまで話す会社のほうが、現実的に信頼できます。
「出来事・気持ち・改善」の三つに分けて話す
失敗談を伝えるときは、三つに分けると話しやすくなります。何が起きたか、そのときどう感じたか、周囲とどう改善したか。大きな武勇伝にする必要はありません。確認不足、伝達ミス、初めての接客で固まった経験など、誰にでも起こりうる話ほど、応募者は自分を重ねられます。
注意したいのは、誰かを悪者にしたり、顧客情報を出したりしないことです。目的は失敗の告白ではなく、失敗した人を会社がどう支え、次にどう生かすかを見せること。個人を守りながら、学びの仕組みを伝えることが、採用広報としての誠実さです。
上司の失敗談から、相談できる職場かが伝わる
特に管理職や経営者が自分の失敗を話すと、会社の空気が伝わります。上司も間違える、分からないと言える、相談したら一緒に考えてくれる。その事実は「風通しが良い」という言葉より強い。心理的安全性は制度名ではなく、失敗した瞬間の対応に表れます。
次の採用ショート動画では、最近あった小さな失敗を一つ選んでみてください。そして、失敗そのものより、その後の会話と改善を中心に話す。弱さを見せることは、会社を弱く見せることではありません。立て直せる組織だと伝えることです。
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